サイバネティクス・抽象システムモデル
はじめに
ここでは、サイバネティクス、抽象的なシステムモデルといった観点で書いた記事をまとめています。また、自己進化や知性を伴うシステムの性質を捉えるための結素理論の検討や、様々な物事を相対性という観点から分析するといった取り組みも行っています。
サイバネティクス
英語のブログサイトmediumへの投稿をきっかけに、Neo-Cybernetics運動に参加しています。
サイバネティクスはシステム自体が自ら維持や管理を行ったり、成長や進化を推進する性質について研究する取り組みです。
人工知能等の最新技術や今日的な社会状況に対応して、サイバネティクスの考え方も新しい広がりが必要だと考えられています。
以下の記事では、サイバネティクスという観点を含めて社会システムを考えています。
生命・知性の概念モデル
生命や知性は複雑かつ多面的です。様々な観点から分析を行わなければ、その性質を上手く捉えることはできないでしょう。
以下の記事では、生命や知性を様々な観点から分析することで、理解を深めることを試みます。
ソリューション・結素理論
システムが自己進化したり、知性によって設計や創造が行われる場合、そこには一つの要素が複数の効果を生み出すといった性質が見られます。
これにより、同じ効果であっても要素の種類を減らしてシステムはシンプル化されます。また、要素の種類が同じであればより複雑な機能を持つことができます。
こうした一石二鳥の性質を持つ要素が多数生み出されることが、進化や進歩の原動力であり、これにより効率化や高度化が可能になります。
以下の記事では、こうした複数の効果を結び付けるような要素を結素と呼び、その理論化のための整理を行っています。
相対性の視点
アインシュタインの相対性理論は、それまで絶対的で固定的だと考えられていた時間や空間を相対化する視点を持ち込むことで生み出された理論です。
同様に、様々な物事を相対化の視点で見ることで、新しい気づきや発見ができる可能性があります。
以下の記事では、相対性という切り口で社会や知性を捉えなおすということを試みています。